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【グッバイ、リチャード!】癌になった私が感じたこと

私は二種類の癌になり腫瘍の癌は手術で取り除き経過観察中。血液の癌については投薬治療中です。そんな私が【グッバイ、リチャード!】を見て感じたことを紹介したいと思います。

【グッバイ、リチャード!】ストーリー

【グッバイ、リチャード!】唐突に余命半年と宣告された大学教授は残された人生を縛られずに生きようと決意。どこでも誰に対しても彼は人が変わったように自由に振る舞い始める。

【グッバイ、リチャード!】キャスト

【グッバイ、リチャード!】感想

ネタバレがある場合がございますのでご注意ください。

大学教授のリチャードが自由に振る舞い始めるとあるが最初から自由に振る舞いまくりなので変化が少し感じられなかった。

私は今のところリチャードのように命を落とさず生きる事が出来ています。しかし手術が難しい場所だったため、癌だと宣告された時はリチャードと同じように落ち込み「なぜ私が?」と頭の中がグルグル回るようでした。もし自分が助からない状態だったらと考えずにはいられません。

リチャードは癌と宣告されて残された人生を縛られずに生きようとしますが自身の仕事を投げ出さず、将来を背負う生徒たちを育てる事をやめませんでした。どれだけ自由に振る舞おうとも自身の責任から逃げる事は無かったのです。

私だったら仕事をやめ、家族と過ごしたと思います。リチャードは奥さんと上手くいってなかったから最後に生徒を育てる事を選んだかもしれません。

死と向き合うからこそ充実した毎日を送ることが出来る。死は誰にでもやってくる。これは間違いありません。私は病気になり死を感じたことで少し世界が変わった気がします。

ラストシーンは印象的でした。リチャードは残り少ない時間を過ごすため何処にむかったのでしょうか?少し娘さんとの関係があっさりし過ぎな感じも・・・。

いつ明日が来ないかわかりませんが私は妻と楽しく過ごしていきます。一緒に旅行に行ったり、テレビを見たりゲームをしたりダラダラしててもその二人の時間が大切だと思っています。

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